会いたくても
木もれ日はとし老いた白猫のよう
ひととおりことをすませようか

つづける言葉を胸でくり返し、ふっと息に声をのせたなら

ひとつがはじまり、ひとつがおわる

切り出すことと、切なくなくなることはほぼ同時にやってくる


明日が晴れるまえに、今の木もれ日をどこかにとっておきたい

だれにも傷つけられずに大切にとっておきたい


木もれ日はとし老いた白猫のよう

ゆっくりと階段を降りていった



ひととおりことをすませようか

ベンチで息のさきっぽを見つめてから


明日の朝、グリーンティーが舌さきになじまなくても

階段をおりた白猫の気持ちにほおをちかづけたい

気持ちがなんなのかわからなくても



木漏れ日



10/28 13:11 | benメモ | CM:0
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