会いたくても
散りゆく桜の花
今の季節。桜っていうと、風物ネタみたいになってしまいますか。
僕は正直な話、それほど桜に、強い思いいれがあるわけではありません。
もしあったのなら、桜の絵の一つや二つ描いていてもおかしくないですよね。
でも普通に桜の季節になると、花見に行きますし、キレイだとも思います。気持ちのいい気候ですしね。お酒につられるっていうのも多分にありますか!?(笑)
それで、今日です。毎日自転車に乗って、公園を通りすぎますが、公園で咲いている桜の花。
桜の花が、散り始めたんですね。桜が舞い散る中を自転車で進む。うーん。感じるものがありました。
「散りゆく桜に何を思うや?はかなき美しさかな」
なんて、どこかで聞いたことがあるようなことを言ってますが、まあまあ、そういうことなんですよね。
自然界の受け入れざるをえないこと。
「ま、ま、受け入れよう。仕方がないことだよ。桜散る。サクラ。サクラ。桜よ。さようなら」

オー・ヘンリーの短編にこんな話があります。
秋。重い病床についた人が、窓の外にある木の葉が一枚一枚散ってゆくのを見ているうちに、いつしか、自分の寿命と重ねて考えるようになる。最後の一枚が散ったとき、自分の命も途絶えるだろうと。のこり数枚になって、あと三枚。あと二枚と、散ってゆく。...あと一枚。これが散ったら....。

これが、散らないんだな。散らない。頑張る。頑張るんです、最後の一枚の葉が。まるで、「オレも頑張るから、お前も頑張れよ」と無言で、心と心の会話が生まれているかのように。

結局、最後のこの一枚は、散りません。やっちゃってるんですよ。その一枚は、壁に描かれた絵なんです。内情を知った人間が、決して散らない葉を一枚足している。人間のやることってやつです。
やさしさで...

話を最初にもどしましょう。
「さくら散る。さくら散る。まま、受けいれよう。はかなき美しさよ」

「僕が散る。僕が散る。まま、受け入れられるか。ヒト世界よ」

ヒトがつくる社会っていうのは、老いたければ、すぐに老いられる。散りたければ、すぐに散らせてくれる。そういうところなんですよね。偉そうなこと言って、すんませんが...。

本日はこれにて失礼致します。ben

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04/08 14:25 | benメモ
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