会いたくても
(仮)汽車は行けども過程9
汽車は行けども過程9
ben(コメント)
突然ではありますが、絵について。
絵っていうのは、フィクション。虚構ですね。
描かれているものが、”本物のなにか”であるはずはありませんから。
そもそも現実的に考えれば、
例えば僕の場合。
絵とは、紙に絵の具がのったものを言います。
描き始める前も、絵が完成した後も、手元にあるのは、紙1枚。

その紙1枚について、おしゃべりさせて頂きます。

描く対象がなんであれ、絵具をのせるものは紙。
一人でもくもくと描きますので、ずっと紙を見続けます。
相棒が紙と言っても差し支えありません。(筆とか絵具とかもそうなんですけどね。今回は紙に焦点を)
絵を描く最中、ずっと、紙と対話をしている感じです。
いや、もう少し正確に言えば、
”紙が持つ潜在能力を引き出すために、いろいろ語り合っている”
とでも言いましょうか。
実をいうと、紙は世界のたいがいのもの、おそらくは全てを擬似的に体で表現する力を持っているんですよね。
ちょっと古いんですが、まさしく、バビル2世に登場するロデムをも凌駕する存在なんです。
うまく、紙と歩調を合わせると、僕の場合。こんな感じです。


「ほら、ここを筆でなでるんだよ。ほら次はここ。ここ、塗って。はい次はこの部分。はい。やってみよう。なぞるくらいできるだろう。そう!いい感じだ」

ben
「ひえー!やっぱり紙さん。あんたは、神様だったんだ!描き起こすというよりは、紙にもともと描かれているから、それを浮かび上がらせるだけみたい。これは、いい!」

なんちゃって、です。
でも、そんな気がしてくるくらいなんですよ(笑)

僕は紙を使っていますが、もちろん他にもいろいろ描くことはできます。
一般的にいう、支持体というものと、
~いかに仲がよくなるかということ~
このことは、絵描きにとって大切なことなのかもしれませんね。
なにしろ、描こうとするものを、実は最初から紙が持っているのですから。

紙に感謝して。ben


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12/18 19:37 | 「会いたくても汽車はゆく」 制作過程
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